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[BOOKデータベースより]
問題は、政治というものを受けとめにくくしているわれわれのスタンスの問題なのではないか。そうした観点からウェーバーを見直したらどうだろうか。ウェーバーの「価値自由」もわれわれはあまりに「政治の嫌いな」学者のサイドから見ていたのではないか。ウェーバー自身はむしろ逆のスタンスをとっていた、とろうとしていたのではないか。こういう観点から、これまで自分自身の暗黙のうちに前提としていたウェーバー像をあらためて考え直してみること。これが前著『ウェーバーの政治理論』を書いて後の一連の仕事の基本となった。
序章 ウェーバーに政治理論はあるか―レオ・シュトラウスの批判によせて
第1章 憂鬱なる政治の科学―ミヘルスとウェーバー
第2章 教育者としてのグスタフ・シュモラー―ウェーバーとドイツ歴史学派経済学
第3章 理解という方法―ジンメルとウェーバー
第4章 責任倫理の系譜学―ニーチェとウェーバー
終章 学問と政治の間に