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- 50年代・女が問う
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- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 1999年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784326898831
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[BOOKデータベースより]
平和の回復と家庭賛美の風潮のもと、女たちは自らの立場を疑いはじめる。変革の胎動と新しい生き方への模索を示す作品群。
第1章 「充実した生活」とは―バーバラ・ピム『よくできた女(ひと)』
第2章 差別の行き着く果てはどこに―ドリス・レッシング『草は歌っている』
第3章 愛は可能か?―ロザモンド・レイマン『こだまする茂み』
第4章 宛名のない手紙―エリザベス・ボウエン『愛の世界』
第5章 サフラジスト(婦人参政権論者)の問いかけ―レベッカ・ウェスト『泉は溢れて』
第6章 家庭という舞台、そのなかの反逆―アイヴィ・コンプトン=バーネット『ヴィクトリアンの召使いたち』
第7章 旅は白いラクダに乗って―ローズ・マコーレ『トレビゾンの塔』
第8章 私が死ぬということ―ミュリエル・スパーク『死を忘れるな』
第9章 新たな時代を待つ「眠り姫」―エリザベス・テイラー『エンジェル』
第10章 「目覚め」の寓話―アイリス・マードック『鐘』