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- 少女領域
-
国書刊行会
高原英理
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 1999年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784336041944


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[BOOKデータベースより]
大正モダニズムとともに生まれた超絶少女たちの運命は?少女の名のもとに描かれてきた両性具有的意識を、森茉莉、尾崎翠、稲垣足穂、松浦理英子らの11作品のうちに探る。
少女型意識―自由と高慢
少女型意識の誕生―野溝七生子『山梔』1924
街で「自由」を得た少女―龍胆寺雄『放浪時代』1928
街で自己を多重化させる少女―川端康成『浅草紅団』1930
少女の作る小宇宙―尾崎翠『第七官界彷徨』1931
男性における「少女」の意味―室生犀星『或る少女の死まで』1919
少女という機能を逃れて―稲垣足穂『菟』1939
自己愛の構築―倉橋由美子『聖少女』1965
自己愛の限界―森茉莉『甘い蜜の部屋』1975
80年代的少女の意味―中森明夫『オシャレ泥棒』1988
意識の新戦略―松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』1987
身体の新戦略―大原まり子『ハイブリッド・チャイルド』1990