[BOOKデータベースより]
とつぜんやってきたハムスターの団体さんはねようとするぼくのじゃまばかりして…。お風呂、はいった。歯みがき完了。トイレもすんで、あとはねるだけ、のはずなのに?3歳から。
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「あと10ぷんでねるじかーん!」これは、リビングにいるパパの声。さあ、したくをしなきゃ。だけど…ぼくの部屋ではなんだか大変なことが起き始めた!?やってきたのは、ハムスターの大家族。くつろいだり、おもちゃで遊んだり、それはもう大はしゃぎ。おきがえ、はみがき、寝る前の読書、やることは沢山あるのに。「あと5ふんでねるじかーん」すると、さらにハムスターたちが大勢やってきて…。『おやすみ、ゴリラくん』『いじわるブッチー』なども大人気、ペギー・ラスマンのおやすみ絵本は、ドキドキでハチャメチャ。ゆっくり寝るどころではありません。ストーリーはおやすみ時間までのカウントダウンのみ。ところが絵本の中では、静かになるどころか、どんどんにぎやかになり、いつの間にか部屋の中はぎゅうぎゅうなんですから。ああ、寝るまであと1分しかないー!!ベッドに入って寝るまでの10分。これは長いのでしょうか、短いのでしょうか。確かにやるべきことを行って、まっすぐにベッドに入り、静かに電気を消せば充分間にあう時間です。こんな大騒ぎをしてたら10分なんて全然足りないはず。だけど…本当にそうでしょうか? 絵本の中のぼくは、ちゃーんと眠りに入っているんです。子どもってそういうものなのかもしれませんよね。おやすみ前に読むのか、昼間に読むのか。それは子どもたちの自由です。でも、どのページにもたくさんの遊びとストーリーが隠れているので、その辺りは覚悟の上で、ね。…あ、こんなところに『おやすみ、ゴリラくん』のおじさんの家が!?
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
さあ、寝る前に読もう!という時にはおすすめできない本かもしれません。うちでは「もう一回読んでー。」と何度リクエストされたことか。でも何度ページを開いても、新発見があって面白いのです。ハムスターのしぐさがかわいくって、それぞれの個性なんかも描かれたり。「なんであと1分でこんなことできるの?」とつっこみを入れたくなる程、このページは息子のお気に入りです。「いっしょにハムスターを数えよう!」と言われたことも…。年齢に応じて楽しみ方も変わる不思議な本でもあります。絶対子どもと一緒に笑っちゃう絵本ですよ。(たっかーままさん 40代・大阪府 男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】