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[BOOKデータベースより]
金閣寺の奇妙な三層構造から解読、足利義満「天皇家乗っ取り」の陰謀。
第1章 尊氏対後醍醐編―戦乱を招いた天皇絶対国家の理想
[日販商品データベースより]第2章 『太平記』に関する小論編―巻二十二の欠落が暗示する作者の正体
第3章 尊氏対直義編―幕府政治の確立を遅らせた兄弟ゲンカ
第4章 「日本国王」足利義満の野望編―「天皇家乗っ取り」直前の不可解な死
第5章 「恐怖の魔王」足利義教編―「くじ引き将軍」が目指した絶対権力
金閣寺の奇妙な三層構造に隠された足利義満「天皇家乗っ取り」の陰謀を暴く
これまでの歴史認識における常識を覆し、日本史の新たな側面を次々と打ち出してきた、週刊ポスト連載中の人気シリーズ、待望の第7弾! 室町時代における数々の「謎」を解明しながら、既存の歴史書では見えてこなかった「歴史の真実」を提示する。 南北朝の壮絶な権力闘争を描いている“戦乱記”を、なぜ『太平記』と呼ぶのか? 「日本国王」となり、「天皇家乗っ取り」計画も成功目前まで進んでいた足利義満の急死は、天皇派による暗殺なのか? 鎌倉公方や比叡山を押さえ、室町幕府における最大領土を獲得した足利義教がこれまで評価されなかったのはなぜか? 2つの天皇家が激しい対立を繰り広げた南北朝の混乱期に、絶対権力の確立を目指した男たち――後醍醐天皇、足利尊氏、足利義満、足利義教――の生涯をつぶさに検証。「激動の時代」を迎えて迷走を続ける現代ニッポンに求められるリーダーの条件を、作家・井沢元彦が鋭い切り口で描き出す!