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[BOOKデータベースより]
本書では18回にわたって政治思想の古典的なテキストを読んでいきます。政治思想とは、さしあたり政治という人間現象についての省察というぐらいの意味に理解しておいてください。ある種の体系だった主義主張を政治思想ということがありますが、ここでお話ししようとすることはそれとはやや違います。本書は原典テキストの翻訳からの抜粋と解説からなっています。読む際には解説ではなく、まずテキスト本文を読んでください。そして引用されたテキストは抜粋ですから、できればあらためて全文にあたってください。専門的な研究者がテキストを読む場合でも、最初に目にとまるのはテキストの一部分の何気ない指摘や、あるいはひとまとまりの論旨の展開です。テキストの引用部分の選定と解説については、部分への着目から全体への見通しがもてるように工夫したつもりですが、ともあれ原典そのものを自分自身で読むことがこのリーディングスの第一に意図するところです。
政治権力とは何か―ロック『統治論』
人間への問い―ルソー『人間不平等起源論』
政治的解放の限界―マルクス『ユダヤ人問題によせて』
政治の終焉―マルクス『フランスにおける内乱』
批判の原理としての功利主義―ベンサム『道徳および立法の諸原理序説』
自由主義の再構成―ミル『自由論』
問題としての民主主義―トクヴィル『アメリカにおける民主主義』
党派について―マディソン=ハミルトン=ジェイ『ザ・フェデラリスト』
保守主義の理論―バーク『フランス革命についての省察』
体系への意志―ホッブズ『リヴァイアサン』〔ほか〕