- ラフカディオ・ハーン再考 続
-
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 1999年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784770410016
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[BOOKデータベースより]
来日直後のみずみずしい印象をはぐくみ、日本への陶酔に浸った松江時代をへて、近代都市・熊本へ移ったハーンは、その日本理解に微妙な変化を見せるようになったと言われる。本書では、ハーンの九州時代に光があてられることの重要性を提示した前著につづき、「夏の日の夢」「九州の学生とともに」「願望成就」「停車場で」「橋の上」など、九州を舞台にした作品を中心に理解を深めながら、ハーンが九州の地で見据えた「日本」を検証する。
1 ハーンと九州―外国人の心をいかに探るか
2 ハーンと浦島
3 「願望成就」論―東西生死観をめぐって
4 「橋の上」考
5 「停車場で」における芸術的技巧
6 増殖する雪おんな―消え(残)る息・ことば・子供
7 ハーンの異文化理解と外国語教育論
8 ハーンとマゾッホ
9 ハーンとロチ―長崎を基軸に
10 ハーンとローエル