[BOOKデータベースより]
月夜の晩、文六ちゃんは祭りにいく途中で下駄を買いました。その時、腰のまがったお婆さんが言ったのです。「やれやれ、晩げに新しい下駄をおろすと、狐がつくというだに。」それを聞いた文六ちゃんはびっくり。とっても心配になりました。下駄屋のおばさんが、すぐにマッチを一本するまねをして、文六ちゃんの新しい下駄のうらに触って、おまじないをしてくれました。「さあ、これでよし。これでもう狐も狸もつきやしん。」しかし、文六ちゃんの不安とおそれは消えませんでした。―本当に狐につかれるのではないか、狐になってしまうのではないかと―。小学中級以上。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- かこさとしの手作り紙芝居と私
-
価格:880円(本体800円+税)
【2021年09月発売】
- たんぽぽ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2003年12月発売】
新美南吉さんのお話で 長野ヒデ子さんの絵がとってもいい雰囲気の絵本です
昔の子ども達は げたを履いていました
なんだか懐かしいんです・・・・ 私も 小さい子どもの頃 げたを履いてたことがあったなー
文六ちゃんは 一人っ子で 甘えん坊 でも お母さんは 村の子ども達にお願いして 子どもだけで祭りに行かせたところが いいですね
げたやさんで 文六ちゃんのげたを買うように 頼まれていたのです(文六ちゃんのげたの鼻緒が切れてる)
このお話のおもしろさは おばあさんが「晩げに 新しい下駄をおろすと狐がつくというだに」
子ども達は 祭りの楽しさに忘れていましたが 帰り道 月夜の晩に この言葉が思い出されて・・・・
ラストの文六ちゃんとお母さんの会話 甘えん坊の文六ちゃん涙
熱いものがありますねー
流石 新美南吉さんのお話は 愛があふれています(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】