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[BOOKデータベースより]
室町前期の武将。将軍足利義教と関東公方持氏という二人の権力者の間で、翻弄されながらも調停を試みた関東管領。度重なる諌止を拒否する持氏と対立し、終に永享の乱で心ならずも持氏を死に追込む。乱の終息後、政界を退き、僧侶となって諸国を放浪し、長門国で没する。儒学に志篤く、足利学校を再興したことでも知られる武将の波乱の生涯を描く。
１ 曾祖父憲顕
２ 越後から鎌倉へ
３ 関東管領となる
４ 主君足利持氏
５ 京都・鎌倉対立のはざまで
６ 永享の乱
７ 憲実の出家
８ 鎌倉を去る
９ 足利学校再興
１０ 流浪の果てに