- シリーズ〈女性と心理〉 第3巻
-
女性のからだと心理
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 1999年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784915165948
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[BOOKデータベースより]
言うまでもなく、フェミニストカウンセリングの基盤は、「性差別社会」という認識である。「性差別社会」の中で、女性の身体は、特別の意味を持つ。第二波フェミニズムは当初から「女性の性と身体」を問題としてとりあげているが、それは、女性に対する抑圧が、制度の上だけでなく、「女性の身体」を通してなされてきたという認識による。本稿では、「女性の『心理的問題』を取り扱う」とされているカウンセリングの領域において語られる「身体」の問題を取り上げ、女性の身体性、女性にとって身体の持つ意味について考えてみた。
1 女性の身体性について
2 女性のライフサイクルと心身症の意味
3 更年期におけるこころとからだ―転職・転居・子離れ・ドクターショッピング
4 ひらいてゆくこころ―過食症の光と影を体験して
5 性暴力を受けたからだとこころ
6 私のなかの不妊
7 障害を持つからだとこころ
8 身体をめぐる随想