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- 北米探偵小説論
-
インスクリプト
河出書房新社
野崎六助
- 価格
- 6,380円(本体5,800円+税)
- 発行年月
- 1998年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309902845
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[BOOKデータベースより]
探偵小説という形式にアメリカ文学のすべてを叩き込み、明滅する歴史にアメリカの希望と悲劇を描ききる、野崎六助のライフワーク。作家=探偵=ヒーローの遍歴に帝国の彷徨を透視するその視線は、二十世紀極東の運命をも照らし出した。アメリカニズムの底に降り立ち、百年の夢を救出する比類なき大著。
プロローグ パサージュとしての探偵小説論
序章 鯨の腹の中に
第1章 文芸復興・1913年
第2章 戦争は国家の健康法である
第3章 世界一周
第4章 時と砦について
第5章 合州国における戦争
第6章 悲劇の社会学
第7章 わが愛しき妻よわが鳩よ
第8章 エレクトリック・レディランドを見たか
第9章 アメリカの闇の奥で
エピローグ 湾岸から遠く離れて