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[BOOKデータベースより]
「親業」とはつまり、子育てのことである。それをあえて親業としたのは、従来の子育てのなかでは、「子供がいかに育つか」と、子供のほうにばかり重点がおかれていたのに対し、本書では、「子供が育つ上で親がいかに関わるか」という親の側に焦点を当てて子育てを見直すところに、ひとつの大きな特徴があるからである。
親業にも訓練がいる―二千年前と同じでよいか
親も人の子、神様ではない―権威主義に代わる方法
「親になんて話せない」か―心の扉を開くことば
能動的な聞き方の実際―具体例と応用
子供が受け入れる話し方―相手に考えさせる
「わたしメッセージ」を使う―率直な感情表現の仕方
避けられない親子の対立―どちらが勝つべきか
親の権威について―必要かつ正当か
対立を解く「勝負なし」法―第三の方法
「勝負なし」法への親の懸念―親の立場は弱まらない〔ほか〕