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[BOOKデータベースより]
痴呆の根本治療は、医学的にさしたる進歩がみられず、痴呆が不治であり、しだいに重度に向かうことは、冷厳な現実となっている。その現実下で、重要になるのは疾患そのものよりも人間そのものに焦点を当てて、対応し、介護することに尽きる。これが本書に一貫して流れる著者の哲学である。痴呆老人への対応と介護とは、血管性痴呆とアルツハイマー型痴呆が示す言動の違いを把握することもさることながら、彼らの生活能力を維持・回復・向上させるためのリハビリテーションとメンタルケアを続けていくことが重要になる。そこでは、著者が説く〈よい人間関係を築いて安心させ、病院が生きる頼りの拠り所となるように仕向けること〉が肝心となろう。こうした趣旨で書かれている本書は、診療する医師だけでなく、リハビリを担当するコ・メディカルスタッフ、および痴呆老人を抱える家族にも役に立つ内容を備えている。
序章 痴呆をもった老人への接近する立場と態度―人間学的側面から
第1章 痴呆および痴呆患者の医学的な一般知識―精神医学的視点から
第2章 痴呆の臨床症状の意義と理解―精神医学的・現象学的
第3章 痴呆老人の生き方の理解と、それによる対応と援助―人間的アプローチ
第4章 痴呆老人への介護
第5章 痴呆老人へのリハビリテーション
第6章 老年期痴呆のターミナルケア
第7章 痴呆老人の人権―処遇場面での問題点
第8章 痴呆老人への地域ケアシステム