コーポレート・ファイナンスの理論と実証

経営財務研究双書　１８

中央経済社 中央経済グループパブリッシング
日本経営財務研究学会　

• 価格: 4,620円（本体4,200円＋税）
• 発行年月: 1998年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784502346132

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書は、日本経営財務研究学会の双書として、会員から投稿された論文のうち、査読を経て掲載が可とされた７編の論文から構成されている。意図的に集めたわけではないが、結果として、本書は、身近にはなったが、まだまだ解明が遅れている問題の解決に必要な、コーポレート・ファイナンスに関する基礎的な理論と実証の研究成果を集めた論文集になった。

第１章　日本株に関するファクター構造の推定とマルティベータモデル
第２章　わが国株式店頭市場での入札情報と初期収益率
第３章　株式の収益率と対数収益率の関係について
第４章　非対称情報下のエクイティ・ファイナンス
第５章　柔軟性を持つ投資プロジェクトに対する不完備市場下での最適戦略
第６章　連続時間設定における無裁定証券価格評価理論の基本的フレームワーク―状態価格、同値ｍａｒｔｉｎｇａｌｅ測度とＧｉｒｓａｎｏｖの定理
第７章　１９８０年代アメリカ合衆国における好況の性格と買収・合併運動―純投資の抑制と投機的買収・合併に関する実証分析