- 客分と国民のあいだ
-
近代民衆の政治意識
ニューヒストリー近代日本 1
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 1998年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784642037006
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 全集日本の歴史 第13巻
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2008年12月発売】
- 近世の権力と商人
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2015年11月発売】
- 近世
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2024年06月発売】
- 十七世紀日本の秩序形成
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2018年03月発売】
- 身分社会の生き方
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2023年10月発売】
[BOOKデータベースより]
「外国に支配されようが、徳川の世の中に戻ろうが、飯さえ食えれば文句無い」。明治初年の民衆はこううそぶいた。そこには、近代社会への反発と、政治から切り離されたことによる客分意識が横たわっていたのである。だが、その人々が、やがて対外戦争に同調していったのはなぜか。政治文化の視点から、国民意識が創出される姿を描き、近代を問い直す。
はじめに 客分というスタンス
1 民衆にとっての「政事」
2 民衆と自由民権運動
3 国民化の回路
4 仁政のゆくえ
おわりに せめぎあいの場を生きる