扇子商法

ある船場商人の遺言
中公文庫　わ１５ー１

中央公論新社
和田亮介　

• 価格: 649円（本体590円＋税）
• 発行年月: 1998年01月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784122030442

内容情報

[BOOKデータベースより]

暑い時（好況時）は大きく開いて使うが、不要時（不況時）には小さく畳める扇子のように企業経営を行うことが肝要、と説く「扇子商法」。その独特の経営理念を貫いた、祖父である創業社長の人生哲学や逸話を紹介しつつ、不況に動じない大阪商法の奥義を綴る。

更紗に賭けた“三つの安全”
銀行家の安心する商売
不況にピント合わせた“扇子商法”
「企業の永遠性」が狙い
居によって社員を整う
徹底した健康管理を貫く
肺ガン防止喫煙法
詳しくは考うべし
招宴はすべて南地大和屋で
忠兵衛さんとの名勝負〔ほか〕