- あくまのおよめさん
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ネパールの民話
こどものとも世界昔ばなしの旅 14
Devil’s bride.- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 1997年11月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784834014495
[BOOKデータベースより]
むかしむかし、ネパールというくにのあるむらに、ラージャンというおとこのこがすんでいました。ラージャンのいっかは、ちいさなはたけをたがやしてくらしていましたが、あるとしのことひでりつづきでこめややさいのできがわるく、たべるものもなくなってしまいました。あるひ、ラージャンがみちをあるいていると、一まいのぎんかがおちていました。ラージャンはおどろいて、そのぎんかをいえにもってかえりました。読んであげるなら4才、自分で読むなら小学校初級むき。
[日販商品データベースより]少年ラージャンの猿は、昔から村人を苦しめる恐ろしい悪魔に「あなたのためにおよめさんを見つけてあげる」と告げ、悪魔を大喜びさせます。猿は木彫りの人形をおよめさんと信じ込ませ、悪魔からたくさんの財宝をせしめます。首都カトマンズに華やかな王朝文化を築いたネワール族に伝わる民話。人里離れた屋敷に住み、欲しいものを何でも奪い、人を食べてしまう恐ろしい悪魔「ラチュス」を、機知に富んだ猿が退治するお話です。
あくまのお嫁さんっていうのは、
てっきり、人間のところに悪魔のお嫁さんが嫁いできたという
お話かと思っていたら、
悪魔のために用意されたお嫁さんという意味だったのですね。
悪魔が人間らしい心で
涙を流して悲しんだり、優しい心に変わっていくのが
意外でストーリーも面白かったです。(まことあつさん 30代・東京都 男の子7歳、男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】