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CVMガイドブック
築地書館 栗山浩一
本書の目的は、環境の持っている価値を金額で評価することで、環境破壊をめぐる開発と保護の対立を解決するための一つの方向性を示すことである。これまで、環境を守れという要求は、理念的あるいは情緒的なものが大半であった。だが、現実社会が市場メカニズムによって動いている以上、ただ感情的に環境を守れと訴えるだけでは、現実の環境問題の解決にはならない。そこで、環境の価値を評価する手法として、CVM(仮想評価法)をとりあげる。CVMはアンケートを用いて一般市民にたずねることで、環境の価値を金額で評価する手法である。本書は、環境問題に関心のある読者を対象に、このCVMを紹介することを目的としている。なぜ環境破壊が進むのか、環境の価値とは何か、そしてどのようにしてCVMが環境の価値を評価するのかなど、CVMについて詳細な解説を行う。CVMは経済学の手法であるが、本書は経済学の専門知識は必要としなくても読むことができるように配慮を行っている。
第1章 失われる生態系第2章 CVMとは第3章 原油流出事故の損害評価第4章 ダム開発による生態系破壊第5章 公共事業とCVM
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[BOOKデータベースより]
本書の目的は、環境の持っている価値を金額で評価することで、環境破壊をめぐる開発と保護の対立を解決するための一つの方向性を示すことである。これまで、環境を守れという要求は、理念的あるいは情緒的なものが大半であった。だが、現実社会が市場メカニズムによって動いている以上、ただ感情的に環境を守れと訴えるだけでは、現実の環境問題の解決にはならない。そこで、環境の価値を評価する手法として、CVM(仮想評価法)をとりあげる。CVMはアンケートを用いて一般市民にたずねることで、環境の価値を金額で評価する手法である。本書は、環境問題に関心のある読者を対象に、このCVMを紹介することを目的としている。なぜ環境破壊が進むのか、環境の価値とは何か、そしてどのようにしてCVMが環境の価値を評価するのかなど、CVMについて詳細な解説を行う。CVMは経済学の手法であるが、本書は経済学の専門知識は必要としなくても読むことができるように配慮を行っている。
第1章 失われる生態系
第2章 CVMとは
第3章 原油流出事故の損害評価
第4章 ダム開発による生態系破壊
第5章 公共事業とCVM