[BOOKデータベースより]
本書は、大学で理工系の各応用分野に進もうとしている学生諸君のための、微分積分の教科書である。内容は、2変数までの関数の微分積分法、および簡単な微分方程式であり、その範囲から必要と思われる題材を厳選した。
第1章 極限と連続
第2章 微分法の基礎
第3章 いろいろな関数の微分法
第4章 微分法の応用
第5章 積分法の基礎
第6章 不定積分の計算
第7章 定積分とその応用
第8章 偏微分法
第9章 偏微分法の応用
第10章 重積分
第11章 微分方程式
初等関数の初歩は既知として、2変数までの関数の微分積分法と簡単な微分方程式までを取り上げた。複雑または難解な論証を必要とする定理などはその証明を省略し、直観的な説明や例で示す方針をとっている。問題をもっと多くとの声に応え、旧版(1994年発行)に収容されている問題と同じレベルのものを巻末に「練習問題」として増補し、問題数をほぼ倍増した。
姉妹書に、基礎的な部分に一層重点を置いた『理工系入門 微分積分』がある。
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