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[BOOKデータベースより]
「固有の自負」の論理足跡を検証した異数の論考。日本近代を背後で規定していた圧倒的な「普遍」の力は「アメリカ」にあった。大正デモクラシー評価の定説への疑問、岡倉天心の論理的位置、津田左右吉の業績の根源にあるもの、和辻哲郎の「風土の思想」…。水戸学的名分論からアジア主義を経て「日本史」の完成にいたる、「日本」という「主体創出」の苦闘の足跡を解析する。
序章 デモクラシーと国体
第1章 岡倉天心とアジア主義
第2章 アジア主義の条件
第3章 アメリカの支配とアジア主義
第4章 津田左右吉の歴史学
第5章 「日本史」の誕生
終章 日本主義と敗戦
補論 京都論の視点―日本精神史の舞台としての京都