- 白村江
-
古代東アジア大戦の謎
講談社現代新書 1379
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 1997年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061493797
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古代東アジア大戦の謎
講談社現代新書 1379
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[BOOKデータベースより]
二日間の戦闘を読み解く。海水みな赤し―唐・新羅連合軍の前に倭国の百済救援作戦は打ち砕かれた。日本の国家形成途上に起こった壮大なパワーゲームを検証し、古代史の通説を覆す力作。
プロローグ 捕虜たちの生還
[日販商品データベースより]第1部 白村江への道
第2部 検証・白村江の戦い
エピローグ 敗戦史観を見直す
海水みな赤し――唐・新羅連合軍の前に倭国の百済救援作戦は打ち砕かれた。日本の国家形成途上に起こった壮大なパワーゲームを検証し、古代史の通税を覆す力作。
2日間の戦闘を読み解く――倭国水軍はこの日、再度唐軍に攻撃を敢行した。しかし、この日の総攻撃に入るまでには、前夜、倭国水軍のなかで意見の分裂と対立があった。そのため、倭国水軍の攻撃は全体的な統制の採れていない、極めてちぐはぐなものであった。……唐船は倭船のなかに火矢を射込んだ。倭兵は懸命に消化につとめたが、間に合わなかった。多くの倭船が炎につつまれ、倭兵は放り出されるようにして錦江に飛び込んでいった。船より落ちた者は唐兵の放つ矢の恰好の標的となるか、あるいは溺れ死ぬしかなかった。たちまちのうちに、錦江河口の海水が倭兵の流す血に染まっていった。――本書より