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- 愛逢い月
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- 価格
- 482円(本体438円+税)
- 発行年月
- 1997年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087487046
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
篠田節子さんの短編集です。恋愛もののような、ミステリーのような。愛の裏返しというか、愛するが故の行動なんですが、こういう女性とは付き合いたくはないなと、強く強く感じています。但し、それを見抜く力はありませんけど。この中では、四番目の「柔らかい手」が特に怖いので、読み終えたあとの清涼感でなく、背筋のゾクゾクをお楽しみ下さい。(onigiri/男性/50代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
「過ぎたるは及ばざるがごとし」なんて申しますが、『愛情』も例外ではないことがよくわかります。利己主義、自己中心であったり、とにかく、周りがみえなくなっていく。恐怖、を感じます。(干からびた中年/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
甘く切ない恋の至福のときは短くて、頂点を極めたあとには、ただ、執着と妄想に満ちた永い時間が続くだけ…。かつての恋人と共に、死者の世界を永遠にさまよう甘美な地獄を幻想的な筆致で描く「38階の黄泉の国」。出ていった男を待ち暮らす寂しい女の危うい心理を追う「ピジョン・ブラッド」など、恋と、恋の残滓の中にひそむ、恐怖とサスペンスとミステリーを描く愛の終わりの物語全6編。