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- 北の十字軍
-
「ヨーロッパ」の北方拡大
講談社選書メチエ 112
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 1997年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062581127
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[BOOKデータベースより]
時は中世、ヨーロッパ北方をめざす「もう一つの十字軍」があった。教皇の名の下、「異教徒を根絶」すべく残虐の限りを尽くすドイツ騎士団。それを正当化した「思想」とは何か?大殺戮批判が生んだ「人権思想」とは?三世紀に及ぶゲルマン・スラブの相克から「大航海期」までをも展望し、ヨーロッパ拡大の理念とその矛盾を抉りだす。
プロローグ 映画『アレクサンドル・ネフスキー』が語るもの
第1章 フランク帝国とキリスト教
第2章 ヴェンデ十字軍
第3章 リヴォニアからエストニアへ
第4章 ドイツ騎士修道会
第5章 タンネンベルクの戦い
第6章 コンスタンツの論争
エピローグ 「北の十字軍」の終焉とヨーロッパのグローバルな拡大