- 啓蒙のイロニー
-
ハーバーマスをめぐる論争史
ポイエーシス叢書 38
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 1997年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784624932381
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[BOOKデータベースより]
戦後ドイツの思想を今日にいたるまで主導してきたハーバーマスの思想の軌跡を追いながらルーマンとの社会システム論争やポパー、アルバートとの実証主義論争、ガーダマーとの解釈学論争、ポスト・モダン論争、歴史家論争など多様な問題における思想的格闘を「論争」という観点からとらえ直す。ハーバーマスの思想を通じてドイツ的思想の本質とその射程を包括的に論じた力作。
1 ハーバーマスをめぐる論争史(廃墟のなかのベルリン;『公共性の構造転換』刊行まで;実証主義論争と第十五回ドイツ社会学会;解釈学論争とその周辺;ハーバーマスとドイツの急進的学生運動 ほか)
[日販商品データベースより]2 戦後ドイツ思想クロニクル
戦後ドイツ思想史を主導してきたユルゲン・ハーバーマスを軸に、彼がかかわった多様な論争を通じて現代ドイツ思想の射程を包括的に論じた力作。
目次
I ハーバーマスをめぐる論争史
はじめに──回想風に
第一章 廃墟のなかのベルリンI
第二章 廃墟のなかのベルリンII
第三章 『公共性の構造転換』刊行まで
第四章 実証主義論争と第十五回ドイツ社会学会
第五章 解釈学論争とその周辺
第六章 ハーバーマスとドイツの急進的学生運動
第七章 社会システム論争の背後にあったもの
第八章 「秋のドイツ」──ドイツ赤軍派のテロルとハーバーマス
第九章 ポスト・モダン論争とハーバーマス
第十章 歴史家論争の根底にあったもの
第十一章 ドイツ再統一をめぐる論戦
II 戦後ドイツ思想クロニクル
〈ハイデガーとナチズム〉論争/フリードリヒ・G・ユンガーのニヒリズム論/ホルクハイマーの峻烈な自己イロニー/エリアス・カネッティの最新刊/保守革命への再評価/エリアス・カネッティのノーベル文学賞受賞/現代に蘇生するゲーテ/『ひと切れの空』の放映/第三帝国下の音楽状況/エルンスト・ユンガーにゲーテ賞/記録映画「フルトヴェングラー」/二冊の現象学・解釈学書の刊行/ヴァーグナー音楽への案内書/カフカの生誕百年/「ドイツの哲学──一八三一〜一