- この国のかたち 4
-
- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 1997年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167105648
[BOOKデータベースより]
最後まで、この国の行く末を案じ続けた著者が、無数の歴史的事実から、日本人の本質を抽出し、未来への真の指針を探る思索のエッセンス。
馬
室町の世
徳
士
わだつみ
庭
松
招魂
別国
統帥権
うるし
白石の父
近代以前の自伝
李朝と明治維新
長崎
船と想像力
御坊主
日本人の二十世紀
『この国のかたち』の主人公は、国家としての、また地域としての、あるいは社会としての日本である。
「おや、あなたたちは、どこのどなただったかね」
と、明治の夏目漱石が、もし昭和初年から敗戦までの”日本”に出遭うことがあれが、相手の形相(ぎょうそう)のあまりのちがいに人違いするにちがいない。国家行為としての”無法時代”というべきそのころ(昭和初年から敗戦まで)の本質の唯一なものが「統帥権」にあると気がついたのは、『この国のかたち』を書いたおかげである(あとがきより)。
昭和前期、日本を滅亡の淵にまで追い込んだ軍部の暴走の影には、「統帥権」という魔物がいた。歴史から日本の本質を探る畢生の評論。1992〜1993
目次
馬
室町の世
徳
士
わだつみ
庭
松
招魂
別国
統帥権(一)
統帥権(二)
統帥権(三)
統帥権(四)
うるし
白石の父
近代以前の自伝
李朝と明治維新
長崎
船と想像力
御坊主
日本人の二十世紀
あとがき
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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井沢ファン




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興味がわく部分もあった
小編21編。馬、室町の世、徳、士、わだつみ、庭、松、招魂、別国、統帥権(1)〜(4)、うるし、白石の父、近代以前の自伝、李朝と明治維新、長崎、船と想像力、御坊主、日本人の二十世紀。鎌倉時代から徳川時代までのいろいろな由来等をベースに記しているものと、大東亜戦争の恨み節的な開設でほぼできあがっている。大東亜戦争の恨み節的な内容は著者の苦々しい体験などがベースになっているのだろうが、それらを含めた総括論的な内容を述べている。しかしうんざり感は拭えない。戦争以外を除くとそれなりに納得感が出て興味深いところも多かった。


























