この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- フランス語・スペイン語・イタリア語 3言語が同時に身につく本
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2024年01月発売】
- サクッとわかるビジネス教養 認知バイアス
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年07月発売】
- THE ROBOT’S REBELLION ロボットの反逆
-
価格:4,840円(本体4,400円+税)
【2025年03月発売】
- いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本 人気講師が教える行動計測とユーザー理解の基本
-
価格:2,178円(本体1,980円+税)
【2022年09月発売】
- 建具の手がかり
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2024年09月発売】
[BOOKデータベースより]
西田幾多郎『善の研究』における「純粋経験」の論理は、夏目漱石『草枕』のテーマと通底している。そのことから説き起こし、西田哲学の「即非」「場所」「我と汝」等々の論理、その後の系譜を読み解いてゆく。しかし一方、西田の原理中心的で宗教的指向の強い「上からの哲学」を批判、尋常普通かつ凡庸なる人間の生活に根ざし、醜悪な暗部をも直視する人間学として、哲学の再生を訴える。ドイツ観念論中心に哲学研究に生涯を捧げた著者が、「大凡下」の立場で哲学への思いを切々と語った書。
1 哲学の文学的考察
2 漱石と西田の共通性と相違
3 哲学者の表現
4 西田哲学の原理研究
5 西田の「即非の論理」
6 西田哲学における原理研究の転換
7 西田の歴史的世界
8 西田哲学における人間の問題
9 西田哲学の宗教的指向
10 悪への視点
11 西田以前及び以後