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[BOOKデータベースより]
本書はユーラシアの北方諸民族に対する民族学的な関心から出発し、特にアイヌと周辺民族の文化の比較研究を志しながら、その方法論を模索したものである。アイヌおよびその文化に対する関心と研究には長い歴史があり、アイヌに向けられる社会的な関心は今日ますます大きくなりつつある。ユーカラにとどまらず、アイヌの口承文芸は多くのジャンルからなる豊かな伝承世界を呈示している。本稿は、これらのアイヌの口承文芸を、近接したアムール・サハリン地域の諸民族の神話伝承と比較研究をした画期的業績である。
第1部 創世神話(射日神話;兄妹始祖神話)
第2部 虎、熊、シャチ―「主」の観念と世界観をめぐって(虎、熊、天神、狩猟神;シャチと水界の「主」;双子崇拝と狩猟民の世界観)
第3部 アイヌの口承文芸―神謡kamui‐yukarの考察(巫謡とシャマンの歌;仮面仮装と狩猟儀礼をめぐって;アイヌの神謡―動物説話の類型;アイヌの神謡―神謡成立の可能性)