[BOOKデータベースより]
いまから7000万年もむかしの、アメリカ大陸のことです。みどりの森や草原が枯れはじめ、荒野にかわっていきました。いまトリケラトプスのむれは、みどりゆたかな新天地をもとめて南へ長い旅をつづけています。先頭をいくリーダーのビッグホーンが、むすこのリトルホーンにいいました。「このあたりはむかし海のそこだったところだ。岩山がおおくて、肉食恐竜がかくれてまちぶせしていそうな感じがする。であわなければよいのだが…。」幼児〜小学生向き。
[日販商品データベースより]ふしぎな岩山がそそり立つ荒野。トリケラトプスのむれに最強の敵ティラノキングが襲いかかってきた。トリケラトプスはこの敵を倒せるのか。トリケラトプスが新天地を求めて、肉食恐竜などと戦いながら旅をする物語。
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黒川みつひろさんが描く子ども達に大人気の「恐竜の大陸」シリーズ、草食恐竜トリケラトプスのビッグホーンとリトルホーン親子が主人公の冒険物語。舞台は7000万年も昔のアメリカ大陸、トリケラトプスたちは緑豊かな新天地を求めて、南へ向かって長い旅を続けています。大地を歩く彼らが目にしたのは、これまで見たこともないような大きな足あと。あたりは肉食恐竜が待ち伏せていそうな大きな岩山に囲まれた一帯、油断は許されません。危険を感じたビッグホーンは、旅の途中で出会ったつの竜の仲間カスモサウルスに、お互い助け合いながら一緒に旅をしようと誘うのですが、東を目指しているというカスモサウルスたちに断られてしまいます。そんな矢先のこと。突然岩かげから襲いかかってきたのは…ティラノサウルスたちの群れ!とてつもなく巨大な体と鋭い牙で、カスモサウルスたちは瞬く間に倒されてしまうのです。その様子を岩の上から見ていたリトルホーン、驚きのあまり崖から身を乗り出したその時、岩が崩れて落っこちてしまいました。ズシンズシン、ズシン。大きな足音を響かせながら迫ってくるティラノサウルス。あぶないっ!!リトルホーン!シリーズ4作目、いよいよ今回の敵は、史上最強の肉食恐竜といわれるティラノサウルス。正義感の強いトリケラトプスたち、いつものように真正面から立ち向かって行くはずと思っていたけれど・・・ビッグホーンは迷わず、この岩山から逃げることを選びます。力づくでは到底かなわない相手、その現実の中で守らなくてはならないのはまず自分たちの命。命を絶たれたカスモサウルスを目の当たりにしたリトルホーンのように、子ども達もきっと、この絵本で恐竜たちが生きる弱肉強食の世界の厳しさを感じ取ることでしょう。なんとかピンチを切り抜けたリトルホーン、ひと安心して前進するトリケラトプスたちの前に立ちはだかったのは・・・なんと今までの中で一番大きいティラノキング。もう逃げ場はありません。さぁここから、真の闘いが始まるのです!絵本から飛び出してきそうなティラノサウルスの大迫力、自分より何倍も大きな相手に体当たりで挑むトリケラトプスたちの知恵と勇気、息をのむ展開に今回も目が離せません。巻末についている解説「ティラノサウルスの時代」は、この太古の対決への想像をさらにふくらませてくれますよ。
(絵本ナビ編集部 竹原雅子)
トリケラトプスを主人公にした「恐竜の大陸」シリーズの中の一作。
緑豊かな新天地を求め、旅を続けるトリケラトプスの群れが、ティラノサウルスに遭遇し、力を合わせて戦うというストーリー。
群れのリーダー、ビックホーンとその息子のリトルホーンの勇敢な戦いぶりに、読んでいるこちらも思わず力が入ります。
娘は、カスモサウルスが食べられてしまうシーンが印象深かった様子。
これまで読んでいた絵本とは一味違う弱肉強食の世界にハラハラしつつも、リトルホーンになりきってお話の展開を楽しんでいます。
巻末には、その巻に登場した恐竜の詳しい解説も載っていて、ストーリーと併せて恐竜に対する知識を深めることができます。
私も娘も、このシリーズを読んでずいぶん恐竜に詳しくなりました。
シリーズ全作を読破した私たちですが、気に入った巻は何度も繰り返し読んで楽しんでいます。(まどかめさん 30代・栃木県 )
【情報提供・絵本ナビ】