- 残像に口紅を
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- 価格
- 817円(本体743円+税)
- 発行年月
- 1995年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122022874
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
筒井実験文学の金字塔と言える作品です。世界から文字が少しずつ消えて行く。と同時に消えた音を名前に持つ存在も消えて行く。最後に「アイ」が残るのは「わたしは真吾」ですが、この作品では何が残るのか。是非その目で確かめてください。(かわ/女性/40代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 この世界(小説)から、「あ」が消えて「い」が消えたなら、もうこの小説の文章には「あい」は出てこないのです、最後まで。そんな調子で、どんどん一文字ずつ消えていきます。50音が次々と。それでも物語は(半ば強引に)続きます。40音消えたあたりから、この小説の本領発揮です。こんな小説は、初めてでした。衝撃の1冊です…!
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 高校時代、初恋の男の子に薦められて読んだ本。ちょっと難しくて、でも背伸びしたくて、その男の子に「読んだよ!」って言いたくて必死になって読んだことを覚えています。“日本語の音が1文字ずつ消えていく”という衝撃の内容にもびっくり。当時読んだ単行本は、後半が袋とじになっていて、その仕掛けにまたびっくり。高校生の私にとっては、何もかもが衝撃で、筒井康隆という作家はすごいなー、とピュアに関心したものです。薦めてくれた男の子に感謝! 本との出会いって、人との出会いみたいですよね。
[BOOKデータベースより]
「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。