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- 戦艦大和ノ最期
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 1994年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061962873
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- APO
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日本人必読の書
「ワガ一生ハ短シ ワレ余リニ幼シ……許セ 放セ 胸ヲ衝クナ 抉ルナ 死ニユクワガ惨メサハ、ミズカラ最モヨク知ル……」
21歳の海軍少尉として戦艦大和に乗り組んだ吉田満が、敗戦直後ほとんど一日で書いたという戦記文学の最高傑作。
全文、上のような片仮名書きの文語文で書かれているのですが、それによって読者を戦争という日常とかけ離れた状況に引き込ませます。
書かれたのが敗戦直後ということにも驚きましたが、それ以上に軍人であった人がこんなにも素晴らしい文章を書くのか、と心を打たれました。
特に戦闘の前夜の様子や、著者や戦友の故郷に寄せる想いを綴った場面はやり切れずに涙が止まりませんでした。
[BOOKデータベースより]
昭和二十年三月二十九日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス今ナオ埋没スル三千の骸 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。
[日販商品データベースより]昭和20年3月29日、世界最大の不沈戦艦と誇った「大和」は、必敗の作戦へと呉軍港を出港した。吉田満は前年東大法科を繰り上げ卒業、海軍少尉、副電測士として「大和」に乗り組んでいた。「徳之島ノ北西洋上、「大和」轟沈シテ巨体四裂ス 今ナオ埋没スル三千の骸(ムクロ) 彼ラ終焉ノ胸中果シテ如何」戦後半世紀、いよいよ光芒を放つ名作の「決定稿」。