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[BOOKデータベースより]
カントをいかに解釈し、彼といかに対決するかは、哲学する者の避けられない課題である。新カント派からハイデッガー、ディルタイに至る解釈を検討し、彼の遭遇した現実問題を根底に据えて、人間学への還元を模索する。日常的・人間的立場の哲学を目指して、思索し続けた碩学の遺著。
1 カント解釈の問題と哲学的立場
[日販商品データベースより]2 カント哲学解釈の変遷
3 ハイデッガーのカント解釈
4 カントの遭遇した現実問題
5 『単なる理性の限界内の宗教』とその道徳的意義、道徳と宗教
6 カント哲学の日常的人間的立場 啓蒙主義の超時代性 理性主義と永久平和論
7 カント哲学のディルタイにおける発展 人間本質の亀裂と統一
付論(愛書―ヨーハン・ゴットフリート・キーゼヴェッターのことなど;カント体験;カントと私;カントとドイツ観念論の人々と私)
新カント派からハイデッガー,ディルタイに至るカント解釈の限界を指摘し,現実問題を根底にすえて思索したカントを範とする日常的・人間的立場に立つ哲学を模索。