後世へ残すもの

内村鑑三日録１８９２〜１８９６

教文館 日本キリスト教書販売
鈴木範久　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 1993年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784764262959

内容情報

[BOOKデータベースより]

「一高不敬事件」ののち職を求め各地を転々とし、〈飢餓と苦闘、実におそろしかった〉極貧生活・放浪生活の中で、『基督信徒の慰』『求安録』『後世への最大遺物』『日本及び日本人』『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』などの代表作を生んだ。講演を聞き、名著を愛読した人々の感銘のことばも記録しながら、一個の人間内村に迫る。

「後世への最大遺物」の語られたころ
１　教会伝道（京橋会堂；まぼろしの結婚；竹岡教会）
２　なぐさめの境涯（泰西学館；しづとの結婚；『基督信徒の慰』；井上哲次郎への公開状；熊本英学校；『求安録』）
３　著作生活（『地理学考』；義戦論；大文学論；カーライル講演；名古屋英和学校　ほか）