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- 日本語学論集
-
小松英雄博士退官記念
- 価格
- 20,292円(本体18,447円+税)
- 発行年月
- 1993年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784385314143
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[BOOKデータベースより]
仮名文における話線の断絶と終止形・連体形の機能
『玉塵抄』の会話文―文末の形について
言語の要素としての文字の位置
和泉家古本にみる狂言用語の整理・統一―「おりゃる」と「まらする」
二重主格の情報構造
オ列甲乙の合流過程に係わる問題
「らむ」留めの歌における既定と推量―原因などを推量する意味はどこから生じるか
『雨月物語』の人称代名詞―同訓異表記の語気と役割
日本語における格および副詞句の衝突
天理本『狂言六義』の成立とその詞章―「本文」と「抜書」との関係を中心に
室町絵画と抄物―竹
室町時代における助詞「バシ」について
保食神神話にみえる語呂あわせ
今昔物語集における「薬ヲ服ス・食フ・食ス」について
『万葉集』における連体形準体法とク語法―句構造の観点から
終助詞カシのモダリティ
本居春庭『詞通路』の「詞天爾乎波のかゝる所の事」を支える文法
等韻図利用に関する学史上の問題―韻図の性質とその利用目的
自他同形の動詞について
『在唐記』字母釈記載の日本語音節サの音価
「入り給ふとすれど」(源氏物語・空蝉)考
「芝生」考―ハ行転呼音の例外としての
「のだろう」以前―江戸語の「だろう」の用法
『枕草子』の「にくし」の価値
上代特殊仮名遣の消滅と活用体系
『八代集手爾波』と『和歌手爾葉伝授』
「仮名書き法華経」小考―異系統二本の比較の試み
〈音図〉と〈いろは〉
毛利貞斎は「蜆縮凉鼓集」の著者か
平安・鎌倉時代漢字片仮名交り文に於ける複合動詞上位語語尾表記の有無に就いて―今昔物語集の表記を中心として
変体漢文はよめるか―『将門記』による検討
『文明本節用集』における仮名注記の意義について
『大蔵虎明本狂言集』における終助詞「ばや」について
文字に対する信仰と字書―平安鎌倉仏教界で成立した字書研究の原点
父親の子息に対する待遇―平安時代の仮名文学作品を中心にして
漢音奨励と大学寮
文脈照応「その」の名詞句解釈に果たす役割
指示と叙述―文の諸構造間の対称性について
鼻音の同化力
仮名による反切法と法華経音義における反切の理解
疑問形+終助詞「ね」のあらわす意味の類型
仮名文の「読み」における定家仮名遣いの貢献度―単語の同定と異体字の存在の問題
いわゆる「形容詞移動」について
授受構文における動作主と受益者
テキストデータの異なり語数の推定
キリシタン資料におけるティルの機能