- やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1993年02月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784494008568
[BOOKデータベースより]
「ゴミ問題」と生きもののいのちが、つながる絵本。
[日販商品データベースより]生き物のいのちと、ゴミの問題。
そのふたつが深くつながっていることを迫力ある絵で描いた1冊。
前後どちらから読んでも物語になっているというユニークなつくりで、ふたつの物語はまん中のページに描かれたゴミすてば(ゴミ処分場)で出会います。
前から始まる物語のタイトルは『やまからにげてきた』。「たすけて」「たすけて」……山から動物や虫、鳥たちが逃げてきます。逃げようとしたものも、逃げおくれたものも、ゴミすてばの工事が始まって、みんなしんでしまいます。そこに持ちこまれてくるゴミの山は、どこからくるのか……。
反対側から始まる『ゴミをぽいぽい』では、「あれもほしい これもほしい」とつぎつぎに物を買う人間、「あまったから ぽい」「あきたから ぽい」とゴミをどんどん捨てていく人間が描かれます。それがゴミ捨て場に集まって……。
『やまからにげてきた』は結果から始まり、『ゴミをぽいぽい』は原因から始まる。ゴミ問題を自分の問題として、生き物のいのちへつながる大きな問題として、考えさせられる作品。
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田島征三さんがかつて住んでいた、東京都西多摩郡日の出町に作られた廃棄物広域処分場を念頭に描かれた作品です。
廃棄物の処分場を作るための工事は、そこに棲んでいた動物たちの居場所を奪った事を考えました。
廃棄物の処分場がどうして必要なのかを考えました。
日ごろ生活から出されるゴミが、環境をどの様に変えていくのかを考えました。
前後双方から描かれたこの絵本は、廃棄物広域処分場で繋がっています。
自分たちが、自ら自分たちの首を絞めているイメージは、とても大切だと思います。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】