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- 昭和天皇の終戦史
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 1992年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004302575
[BOOKデータベースより]
戦争責任ははたして軍部だけにあったのか?天皇と側近たちの「国体護持」のシナリオとは何であったか?近年、社会的反響を呼んだ「昭和天皇独白録」を徹底的に検証し、また東京裁判・国際検察局の尋問調書など膨大な史料を調査・検討した著者は、水面下で錯綜しつつ展開された。終戦工作の全容を初めて浮き彫りにする。
序 「天皇独白録」とは何か
1 太平洋戦争時の宮中グループ
2 近衛の戦後構想
3 宮中の対GHQ工作
4 「天皇独白録」の成立事情
5 天皇は何を語ったか
6 東京裁判尋問調書を読む
7 行動原理としての「国体護持」
結 再び戦争責任を考える
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 教科書だと表面しか触れられていない程度の、日本の敗戦から占領にいたる過程を、刊行直前に発掘され話題を呼んだ「昭和天皇独白録」などの史料から読み解いていて、それまで知っていた近代史とは全く違う奥深さに衝撃を受けました。また、宮中勢力という、いまでは昭和戦前の政治史を語るうえでスタンダードになりつつあるグループの動きを明るみにするなど、まさにそれまでの近代史の範囲を塗りかえた画期的な一冊だと感じました。
教科書だと表面しか触れられていない程度の、日本の敗戦から占領にいたる過程を、刊行直前に発掘され話題を呼んだ「昭和天皇独白録」などの史料から読み解いていて、それまで知っていた近代史とは全く違う奥深さに衝撃を受けました。また、宮中勢力という、いまでは昭和戦前の政治史を語るうえでスタンダードになりつつあるグループの動きを明るみにするなど、まさにそれまでの近代史の範囲を塗りかえた画期的な一冊だと感じました。
本多秀臣/編集長 歴史読本
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/02/21
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】