- 芭蕉俳句16のキーワード
-
- 価格
- 908円(本体825円+税)
- 発行年月
- 1992年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140016596
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 紫式部と清少納言が語る平安女子のくらし
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年11月発売】
- 古典手帖 源氏物語
-
価格:1,694円(本体1,540円+税)
【2024年10月発売】
- 正岡子規ベースボール文集
-
価格:462円(本体420円+税)
【2022年09月発売】
[BOOKデータベースより]
俳句を文芸たらしめるために、自らの生涯をささげた芭蕉。今日の俳句隆盛の礎は、彼の詩的遺産によるところ大である。51年に及ぶ俳聖の足跡を、キーワードを通して検証する。
第1章 わび―芭蕉の生活規範
第2章 さび―肯定されたさびしさ
第3章 しほり―「あはれ」の形象化
第4章 ほそみ―日常卑近な対象の中の悲しみ
第5章 からび―枯野の美学
第6章 位―理屈の排除から生じる品格
第7章 不易流行―新しみの追求と普遍性と
第8章 風雅の誠―誠なきものの中の誠
第9章 本意・本情―伝統的美意識と、それへの挑戦
第10章 ふる・ふらぬ―「本意・本情」と表現の的確性
第11章 即興感偶―対象把握の方法と新味
第12章 取合せ―離れた二物を結びつける感性
第13章 等類―類句排除への姿勢の厳しさ
第14章 俳意―笑いの文学としての俳諧
第15章 あだ―少年世界への同化によるかろやかさ
第16章 かるみ―韻律による「新しみ」の獲得