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[BOOKデータベースより]
幼児のための、まったく新しい地図絵本。
[日販商品データベースより]『にっぽん地図絵本』と並ぶ、戸田デザイン研究室の地図絵本。
“わかりやすく、おもしろく、シンプルで美しい”を追求し、
地図が苦手な子どもたちや、公私教育機関からも絶大な支持を集めるロングセラーです。
国ごとに色で塗り分けられた鮮やかなブロック。その土地を象徴する愛らしいイラスト。
複雑になりがちな地図情報を、美しく・楽しく伝えます。
内容もわかりやすく、世界の国々の風習や文化、
直面する自然環境の問題まで、やさしく紹介していきます。
他にも【ぼくのいってみたいところ】【いま、なんじ?】【せかいの1月】など、
子どもたちがワクワクするページもいっぱい!この1冊で世界を旅するような気持ちになります。
そして作者独自の広い視点も、この絵本の大きな魅力。
「よるのそらを、みてごらん」で始まり、「じんせい、だいじに生きよう」で結ばれるメッセージ。
地球という観点からとらえた世界の国々、動物たちから見える人間社会のこと…。
大人が読んでも考えさせられる内容です。
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「せかい」や「国」は、全体像を自分の目で見ることが難しいので、想像力をうんと働かせてイメージする必要があります。そうなると「『せかい』や『国』がどこにあるのかも、気になる」と思っていたら、この本に出会いました。よるの そらを みてごらん。たくさんの ほしが、みえます。数え切れないほど星がある広い宇宙は、大人だって知らない世界、というスケールの大きなおはなしが始まったと思ったら、そのなかの たったひとつのほしが、わたしたちのすんでいる ちきゅうです。と、まるでカメラがスーッと地球にフォーカスされるように、読者の視点を自然に地球に向けさせます。次に地球とはどんなところなのか、丸い地球を平面にするとどんな風に見えるのかを、世界地図で示します。すると、本当に吸い込まれるように、気持ちがすうっと本の世界に入っていく……この見事な導入部は、何度読んでも不思議で、だからこそ繰り返し読んでしまう魅力があります。さらに視点はもう少し地面に近づいて、アジアやヨーロッパなど、地域ごとの紹介になります。日本には富士山、中国には虎やパンダ、アフリカにはしまうまやラクダなど、国や地域を象徴するイラストが地図に描かれていて、「こんなものがあるんだ」とはなしをしたり、「これってなんだろう?」と想像を働かせながら世界一周! 後半は山や川、湖の大きさ比べや季節の行事の違い、動物たちの生息場所などの企画ページで、さらに世界のおもしろさを伝えてくれます。そして最後は、再び宇宙に浮かぶ水の星・地球へ……。地図だけでも、絵本だけでもない、まさに「ちず絵本」という言葉がぴったり。子どもはもちろん、大人の心も世界旅行に連れていってくれる一冊です。
(絵本ナビライター 中村美奈子)
幼児でも楽しみながら世界地図を学べる絵本だと思いました。
とだこうしろうさんの温かみある語りかけに,世界地図以上のものさえ感じました。
色彩も見やすく,また色々な知識も描かれていて,よかったです。
初めての世界地図絵本にいいかも知れませんね。
優しい気持ちにさえなる世界地図絵本です!(まゆみんみんさん 30代・兵庫県 女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】