- ウォー・ボーイ
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少年は最前線の村で大きくなった。
The excellent series of foreign literatu
War boy.- 価格
- 1,388円(本体1,262円+税)
- 発行年月
- 1992年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784593591244
[BOOKデータベースより]
静かな海辺の村、ローストフトは第2次世界大戦が始まると、英独戦の最前線になった。空襲や砲火をくぐることが日常茶飯事になっても人々の生活は続いた。世界が戦争していても、子どもたちは大きくなっていった。子どもの目でとらえた戦争体験を、豊富なイラストで当時のようすとともに伝える、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。
自分の寝室に焼夷弾が落ちてきた。
始まりからとんでもない話ですが、マイケル・フォアマンの実体験だそうです。
イギリスの東海岸は、第二次世界大戦ではドイツに近いために、いきなり戦場になってしまいました。
この本はフォアマンの子ども時代に体験した戦争を、細かい観察力と絵で、かれの絵本作家としての原点だと思います。
日本の戦争体験とは違いますが、平和への思いが培われた原風景として興味深く読みました。
フォアマンのサッカーへのこだわりを裏付けるような逸話も出てきます。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】