- またもりへ
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 1992年05月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784834006599
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わいわいがやがや騒がしいので、ぼくは森へ見に行きました。すると動物達がぼくを待っていて、みんなが自分の得意なことをやって誰が一番いいか腕比べをしようと会議を開いていたというのです。みんな地面にすわり、ひとりずつ、自分の得意なことをします。キリンは首を大きくのばしてみせ、ライオンはものすごい声で吠える・・・動物達が次々に得意なことを披露します。ぼくは子どもの象の真似をして、さかだちをしてはなでピーナッツをつまもうとしましたが、おかしくなって笑ってしまいました。するとみんなは、森の動物達は誰も笑えないから、これがいちばんいいと言いました。その後みんなでおそくなるまで行進をして・・・どこからかお父さんの呼ぶ声がして・・・動物達はいなくなってしまいました。ぼくは森の動物達の話をし、おとうさんと手をつないでうちへ帰りました。
「もりのなか」の続編です。「もりのなか」と同じように、ぼくはぼうしをかぶり、ラッパを持って森へ行き、動物達と遊びます。「もりのなか」の謎めいた印象はこの作品には少なく、大人にも受け入れやすいのではないでしょうか。やはりお父さんの声で動物達はいなくなり、お父さんは息子の話すファンタジーを自然に受け止め、手をつないでうちに帰ります。「おとうさんだって、ほかになにもできなくてもいいから、おまえのようにわらってみたいよ」というお父さんの言葉が心に残ります。読んだ後にしっかりと心に残る作品です。
「もりのなか」の続編があると知り、ぜひ読みたいと思っていました。
私は「もりのなか」ともども、白と黒だけで描かれる、「森の中」という異世界の感じが大好きなのですが…
娘はそうでもないようです。
今回は、動物たちの「腕試し」のお手伝いをする主人公。
まったく想像していなかった「一番」が待っていました。
この絵本の良さが娘に伝わるのはいつでしょうか…
またしばらくしたら、読みたいと思います。(さくらっこママさん 30代・神奈川県 女の子3歳、男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】