- 世界の文学のいま
-
- 価格
- 2,670円(本体2,427円+税)
- 発行年月
- 1991年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784828824048
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[BOOKデータベースより]
ソビエトにおける亡命者文学の復権。ミニマリズムの功罪。ヨーロッパ詩人の地位と商業主義など―、世紀末の世界文学の変化を、俊英の外国文学者たちが先験的に見つめた同時代評論集。
この狂乱は大管弦楽にむいている
おれはわかわかしくて不機嫌だ
こんな体裁の雑誌、他にはない
ボディ・ビルがおもしろくてたまらない
旅行記が変わってきた
古い躾につかまえられている
家庭が踊っている
読者の舌打ちなど恐くない
エンドラーは含み笑いすら凶暴だ
なぜいつもホークスムアの教会なのか
自然はみずからが欲することを行う
フーコーはなにも知らない
とても現代ソ連小説とは思われない
人間のいない世界の下絵を描く
放浪者なのか、伝記作者なのか
ジャンク・フードが散らかっている
ロラン・バルトと少年たちと
作家たちがこんなにもたくさん消えていった
伸びて行け、僕のこぶだらけの本よ
過去は外国である
普通の世界がとつぜん輝いた
亡命者たちが帰ってくる
ああ、友よ、物語はまだはじまったばかりだ
どの短編も同じじゃないか
ポール・ド・マンは有罪か
ファションが誘惑する
アメリカの顔つきが変わってきた
イギリス性を発明する
アカシアの葉を発見しよう
生粋のイギリス作家が少ない
自主出版の便りがとどく
ベケットが死んでしまった
おれたちゃみんなろくでなしだ
私の記憶は孔だらけだ
「民主主義」の彼方へ行く
このイノセンスは後味が悪い
編集長の面会日は火曜日だった
アフロ・アメリカンたちが浮上する
小説には取材が必要か
おれは厚かましかったか
座談会 移住者の文学