[BOOKデータベースより]
「おお、つめたかろうに…」地蔵様の頭の雪をはらいながら、じい様は売れなかった笠をかぶせてあげました。その夜、遠くから歌声がきこえて家の前でドサッという音が…。子どもたちがよく知っている日本古来の行事はどのようにしてはじまったのか、全国各地につたわる民話や伝説をもとに楽しく再話した絵本。
[日販商品データベースより]雪だらけになって立っている峠のお地蔵さまを見て、気の毒に思った心優しいおじいさんは笠をかぶせて帰りました。
その夜…。新しい年を迎える年越のお話、『行事むかしむかし』シリーズです。
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もちろん、このおはなしは知っていましたが、改めて読んでみるといいお話だなーと考えさせられました。
明日はお正月だというのに、おもちもお正月用のごちそうもない。
笠が売れたら、お正月用にお酒も買うはずだったのに・・・
「お地蔵さんが寒そう」と自分の笠までかぶせて帰って行きます。
そんなおじいさんに、おばあさんも「それは良いことをした」と言って優しく迎えます。
毎日いっぱいいっぱいの生活をしていると、そういう心優しさってつい忘れてしまいます。もちろん時代は違いますが、モノはあっても心がない生活だなーと思わずにいられません。そんなおじいさん達のような生活はもちろんできませんが、心は忘れずにいたいと思いました。
自分が子どもの時にはあまり深く考えていなかったけれど、改めていいお話だと思えることができて良かったです。
うちの子たちも、お地蔵さんの数を数えてみたり、それほど深く読んではいないでしょうが、心に残ってくれるといいな。
これからも昔話として読み継がれていってほしいお話です。
いろんなことに感謝しつつ、無事にお正月を迎えられたことに感謝したいと思います。(だかりんさん 30代・京都府 男の子6歳、女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】