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[BOOKデータベースより]
華やかな恋愛遍歴の歌、そのかげに詠まれた暗い恋の歌、また、激しい生命の奔りを感じさせる一途な求愛の歌、あるいは哀切な娘小式部への挽歌や、帥宮への挽歌群など、多数の渦を持ちつつ豊かに流れてゆく和泉式部という河―。現代女流歌人の第一人者馬場あき子が豊饒な和泉式部の和歌を読み解き、王朝の貴族社会に生きた一人の女性の命の華やぎと哀しみの深さを浮彫りにする。
1 和泉式部の恋の原点に―冥きより冥き道にぞ
2 橘道貞との結婚と破綻
3 為尊・敦道両親王との恋
4 帥宮敦道親王への挽歌
5 上東門院の和泉式部
6 和泉式部の恋の歌と場
7 和泉式部の恋の歌―思ふ人天降り来ん