この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 文と本と旅と
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2022年07月発売】
- 芭蕉全発句
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2012年02月発売】
- 奥の細道現代語訳・鑑賞
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年11月発売】
- 歌枕の聖地
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2018年11月発売】
[BOOKデータベースより]
わが国の詩歌史の黎明期に登場した歌人柿本人麻呂は、古代の生活共同体を背景とする雄大な長歌を完成した。同時に、その反歌の中に〈個〉の芸術的衝動をこめて、抒情詩としての短歌の成立を促した。人麻呂の作品を通して、古代詩の成熟の跡をたどった壮大な論考!読売文学賞を受賞した、著者の輝かしい代表作が、いま蘇える。巻末に、著者の選による「人麻呂秀歌抄」を併録。
序、人麻呂的なものの展望
人麻呂における詩の誕生
長歌における主題の分裂
長歌を基盤としての反歌の独立
人麻呂の先行詩人たち
挽歌的発想
長歌様式の終焉
人麻呂秀歌抄