[BOOKデータベースより]
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき。ぼくらはみんなで、14ひきかぞく。谷川のせせらぎで、ジャブジャブ洗濯。
[日販商品データベースより]ふりつづいていた雨がようやくやんで、森中に夏の太陽の光がさしこみました。
「シャツも パンツも シーツも パジャマも、みんな まとめて せんたくしましょ、と おかあさん。」
子どもたちみんなで、お母さんと川へせんたくにでかけます。
「みず つめたーい! きもち いいね。」
川についたら、子どもたちもみんなで、せんたくのお手伝い。
「ジャブ ジャブ せんたく、よっちゃん。
ペッタン ペッタン せんたく、ごうくん。
グッシュ グッシュ せんたく、さっちゃん。」
子どもたちはそれぞれ、個性豊かに、自分ができることを手伝います。洗濯板を川に浮かべて遊んでいたら、大変、洗濯板が流れていって……。
森の谷川を舞台に、明るい夏の光いっぱいに描いた、人気ロングセラーシリーズの第7作。
画面いっぱいに大きく描かれた川は、水面の波紋や川の流れまで、描き分けられています。
絵本を開いて、子どもたちと本を読んでいるだけで、川をわたる涼しい風、川のせせらぎが広がって行くようです。自然ゆたかな夏の谷川を描いた、暑い夏におすすめしたい1冊です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- あいことばはあらしのよるに
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年03月発売】
- いっぴきおおかみとおほしさま
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2023年02月発売】
- ヨシ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年06月発売】
- さっぱりざむらい
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年03月発売】
- もう ねむる じかん
-
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2024年10月発売】
夏の朝、降り続いた雨がやみ、森じゅうに太陽の光が差し込みました。今日は暑くなりそうです。そこで、「シャツもパンツもシーツもパジャマも、みんなまとめて洗濯しましょ」とお母さん。かごに汚れた衣類を入れて、みんなで谷川を目指します。 川に着くと、水のせせらぎ、涼風に誘われて、子供たちは即お洗濯開始。ジャブジャブ、グシュグシュ気持ちいい……。あっ、洗濯板に乗ったかえるくんが流れていってしまいます……。
森の緑のにおい、あぶらぜみの声、川のせせらぎ、涼風――。夏の森の空気をそのまま伝える、清涼感がいっぱいの一冊です。川で気持ちよさそうに洗濯する子供たちの光景は、水に触れる心地よさを想起させてくれます。かえるくんが流されてしまうエピソードには、ちょっぴりハラハラドキドキ。後半は、仕事を終えた充実感がいっぱいです。 昔はみな、こうやって手で衣類を洗ったこと、今でも機械を使わない国や地域では手を使っていることなど、子供たちに教えてあげるいいきっかけになりそうです。きっと、子供たちはハンカチや小さな衣類などで、進んでお洗濯することでしょう。――(ブラウンあすか)
おはなしの中の透き通った空気感がこちらにも伝わってくるような綺麗な絵が印象的な14ひきシリーズ。
そんなシリーズの中でも一際その絵の透明感が際立っているのが、こちらの『14ひきのせんたく』ではないでしょうか。
誌面全体に流れる小川の美しさに目を惹かれるのはさる事ながら、兄弟たちのたわむれや川辺の生き物たちと“等身大”の交流、そしてよく目を凝らすと、お気に入りのぬいぐるみもお洗濯してあげている末っ子の女の子の可愛らしい姿。
見開き1ページの絵の中に紡ぎ込まれている「小さなしあわせ」の数が、この絵本が読む者の心を温める所以ではないでしょうか。
ご家族で、ご兄弟で周りを囲んで団欒して欲しい一冊です。(ヨンデミー_子どもが読書好きになるオンライン習い事さん 20代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】