[BOOKデータベースより]
今日、化学、生物学、電子工学など広い分野の基礎ともなっている量子論の筋道を正しく把握しておきたいと考えるのは、物理学の専門家でなくても当然であろう。そこで、あまり専門的でなく“お話し”だけの啓蒙書でもない量子論の手ごろな自習書の必要性はますます高くなっていると思われる。本書は初版が出て以来多数の読者に親しまれて来たが、今回、旧版のくわしすぎると思われる箇所を簡単化し、若干新しいことも加えて現代化をはかったものである。
量子力学の誕生
シュレーディンガーの波動方程式
定常状態の波動関数
固有値と期待値
原子・分子と固体
電子と光
量子力学への第一歩として大変定評のあるロングセラーの教科書・参考書。
大学初年級程度の学生が、量子力学の筋道をできるだけ正確に理解できるように書かれており、将来量子力学を使って計算する機会がないような学生にも、今後の物理科学の進歩に自信をもってついてゆけるための基礎知識を提供できる本として本書をお薦めする。
姉妹書に同選書『量子力学(I)(改訂版)』と『量子力学(II)(改訂版)』がある。
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