[日販商品データベースより]
コッコさんがお昼寝から目をさますと、だーれもいない、だーれもいない。庭に出ると、風や雲や山鳩が、「だーれもいないの コッコさん」と聞きます。コッコさんの寂しさが高まったとき、「コッコさーん おきてたのー」と、ちょっと買い物に行っていたお母さんの声。コッコさんはお母さんに思いっきり抱っこして泣きました。ほっと安心のうれしい涙でした。日常の出来事の中でゆらめく子どもの心を、美しい水彩画で描きます。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- うちのピーマン
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年02月発売】
- しずくみーつけたっ!
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年05月発売】
- ばけばけばけばけばけたくん ゆうえんちの巻
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年07月発売】
- ちいさなあなたといっしょに
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年04月発売】
- ひょいっひょーい
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年09月発売】
コッコさんがお昼寝から目をさますと……だーれもいない、だーれもいない。隣のお部屋にも、台所にも、お庭に出ても、だーれもいない。立ちつくすコッコさん。みんなどこへいったんでしょう。「だーれも いないの コッコさん」風や雲がそおっとコッコさんにきいてきます。ますます寂しくなったコッコさんは、ただだまって立っているだけ。すると。「コッコさーん、おきてたのー。ごめんごめん」お母さんの声に、思いっきり泣き出すコッコさん。もう安心のコッコさん。よかったね。ふとした日常の出来事の中でも、子どもの心は大きくゆらめくもの。いるはずのお母さんがいない、それだけで家の中もお庭もがらんと広くなって、全然違う景色に見えてきて。コッコさんの中の小さな不安もどんどんふくらんでいくのです。そんな繊細な心の動きを、美しい水彩画で瑞々しく描きだしたこの絵本。その表情や手足の動き一つ一つ、どれをとっても愛おしくてたまらなくなります。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
だれもいない部屋
外にもいない。
ほんのちょっとの時間でも
子供にとっては寂しいもの。
だれもいないって、こんなにも寂しいの?
と思っちゃいます。
ママをみて泣いて泣いて泣きました、
っていう言葉、ぐーんときます。
最後はぎゅってしめくくり。
子供も読んでいると寂しそうですが
最後ママに会えてぎゅってしている絵をみると
安心しています。(もぐもぐもぐもぐさん 30代・島根県 男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】