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[BOOKデータベースより]
四十四句の短い章句にまとめられた「坐禅和讃」が、多くの人びとに、なぜ親しく読まれているのか。ここに謳われている精神が、そのまま仏教の真髄を説いているからにほかならない。この「坐禅和讃」は『法華経』の小解説書といわれ、通仏教的な立場でいえば、白隠禅師の「仏教概論」といえなくもない。
1 坐禅和讃のこころ
2 迷いの闇路
3 すべてが帰するもの
4 自覚のすすめ
5 自由への飛翔
6 喜びの歌