食と文化の謎

Ｇｏｏｄ　ｔｏ　ｅａｔの人類学
Ｇｏｏｄ　ｔｏ　ｅａｔ．

岩波書店
マーヴィン・ハリス　板橋作美　

• 価格: 3,098円（本体2,816円＋税）
• 発行年月: 1988年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784000026550

内容情報

[BOOKデータベースより]

インドでは、おいしそうな牛がのんびり寝ている。イスラム教徒は、豚をさわるのも嫌。ダイエット大流行のアメリカでも、低カロリーの馬肉は食べない。何を食べ、何を食べないかという問題は、文化の気まぐれや歴史の偶然なのだろうか。人類学・経済学・歴史学・医学・生物学・栄養学などの膨大な知見と楽しいエピソードを披瀝しながら、人類学者ハリスは、食物生産システムを考察して食と文化の謎をあざやかに解明する。

プロローグ　食べ物の謎
第１章　肉がほしい
第２章　牛は神様
第３章　おぞましき豚
第４章　馬は乗るものか、食べるものか
第５章　牛肉出世物語
第６章　ミルク・ゴクゴク派と飲むとゴロゴロ派
第７章　昆虫栄養学
第８章　ペットに食欲を感じるとき
第９章　人肉食の原価計算
エピローグ　最後の謎