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[BOOKデータベースより]
離婚は誰も経験したくてするものではありません。また離婚などすべきでないともいえません。たしかに必要な場合があります。また、離婚の責任を云々すると、その分水嶺はどこにあったのか本当のところ判らなくなってきます。協議離婚や調停理婚はある程度の段階で、妥協したり、自ら断を下したりするものですが、それができなくなった当事者は裁きを受けるほかありません。本書はそうした判決離婚に至ったいくつかの事例です。
第1話 破局を呼ぶ祈り―妻の異常な宗教熱が夫婦関係を破壊した
第2話 年上妻の執念―真正な離婚届けが突き返されたのはなぜ!?
第3話 風化した不徳義―蒸発して女をつくった夫からの離婚請求は許されるか
第4話 招かれた「不幸夫人」―妻の実家への篭城が結婚生活を破滅に追い込んだ
第5話 不能夫の逡巡―セックスをしないマザコン夫に新妻は不信を深めた