- 精神と身体
-
精神疾患の身体的基盤
叢書・精神の科学 10
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 1988年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000040105
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[BOOKデータベースより]
近年の神経科学の急速な進歩は、最新の知見に基づく新しい身体論の展開を要請している。いかにしてこの知見を人間精神の理解に役立てることが可能か。身体医学と精神病理学、臨床心理学の狭間で治療に携わる立場から、著者は、認知と記憶、内因性精神病、脳の局所的障害、睡眠と夢など、精神現象の身体的基礎となる諸問題を検討し、精神医学の新たな統合の方向を展望する。現代人の〈こころ〉の科学、その到達点。精神現象の身体的基礎に関して確実に言えることは何か。心身論の新たな展開。
序章 中枢神経のしくみの基礎的知識の発展
第1章 精神的異常状態
第2章 身体的原因にもとづく精神疾患
第3章 鬱状態とそれに関連する身体的変化
第4章 認知と記憶のシステム
第5章 精神障害と遺伝子
第6章 精神分裂病の身体的諸問題
第7章 内因性精神病の生まれ月分布
第8章 脳の局所的障害と「内因性」・「心因性」精神疾患様の精神症状との関係
第9章 神経性食思不振症と脳の変化の可逆性ならびに心身相関
第10章 幻覚と夢と睡眠
第11章 新たな統合への展望